認知症対応型通所介護

任運荘 利用者の様子

認知症対応型通所介護サービスは、認知症である方を対象として、居宅からの送迎、簡単な健康チェック、食事、排せつ、入浴など、日帰りで日常生活上の世話を行う他、簡単な機能訓練などを行います。
そのことにより利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに家族の身体的、精神的負担の軽減を図ります。

概要

営業日 日曜日と1229日~翌年の1月2日までを除く毎日です。
開館時間 8時から17時まで。
受入時間 なごみ塾は、提供時間は7時間以上9時間未満です。開館時間が8時から17時までの9時間は介護保険で対応できます。
しかし、それ以降の時間は独自の事業として利用希望がある場合は20時まで時間延長して受け入れます。この場合5分50円の利用料を追加請求します。但し、食事(夕食)や送りはなごみ塾では行えません。(家族対応)
対象者 介護認定で要介護1から5の人。
利用回数 介護度により異なる

主なサービス内容

1. 送迎サービス
送迎の様子 写真

男性職員を主な送迎要員とし、送迎車を多く使用し、車 中移動時間をできるだけ減らして利用者の負担が軽くなりうるようにしています。(当日の勤務体系や利用者・地区状況により女性も運転)
デイサービスは、朝の迎えから始まり自宅までの送りで終わる訳わけです。送迎車両も利用者の状態や道路状況(細かい道など)に合った車両を利用し、利用者が不快感を抱かせない運転操作を行うことを徹底しています。

2. 健康チェック
健康チェックの様子 写真

毎朝センターに到着時に検温と血圧・脈拍の測定を行います。看護師は本人の訴えをもとに健康の相談を受け、必要があれば家族や医師へ健康状態を知らせるようにしています。また、利用者が保持する健康手帳を用意し、利用日の健康状態をその都度記録して本人や家族または医療関係者が確認できるようにしています。

3. 入浴サービス
浴場 写真

普通浴と特殊浴を使用していただきます。入浴の順はグループを対象として、利用日ごとに午前・午後を男女交互で行っていただきます。利用者にはゆっくり入っていただくよう心掛けています。

4. 食事サービス
食事サービス 写真

食事は、なごみ塾を利用していただく中で一番の楽しみではないかと思われます。そのことから、利用者一人ひとりに対して嗜好調査を行い、その人に合った内容で対応して行くようにしています。
食事は、日替わりの献立で主菜を2種類用意し、好みによって選んでいただくようにしています。
食器についても家庭と同じように陶器やガラスで、食品に合った食器を使用し、家庭の食卓そのものを感じていただくようにしています。
メニューの内容については、年間を通じて季節感あふれ、尚かつ旬な食べ物を提供し、時には家庭であまり食べることがないような献立も考案します。また、利用者のほとんどが日頃から減塩食に心がけているので、なごみ塾は減塩食での対応に心がけています。
また、花見や納涼祭、敬老会、忘年会とレクリエーション委員会主催の行事に合わせて、行事食を提供します。

5. 日常動作訓練
日常動作訓練の様子 写真

必要のなる利用者については、PTよりアドバイスを受け、看護職を中心に機能訓練を実施します。主に、物理療法・運動療法を行っています。
 ・物理療法 ウオータベッドなどのマッサージ器具により全身の機能緩和を図る。
 ・運動療法 柔軟体操や道具を使っての運動を実施し、筋力の低下を図る。

6. 生活相談
生活相談の様子 写真

利用者の様々な相談に応じます。

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1日の流れ

時間 内容
8:00 職員ミーティング、迎え開始
9:00 なごみ塾着、健康チェック(体温・血圧等)、朝の挨拶(日程説明・他)
10:00 入浴、機能訓練、レク、その他
12:00 昼食
13:00 入浴、その他
14:00 買い物(商店街へ)、機能訓練、ゲーム等のレクリエーション
15:40 おやつ
16:00 帰りの挨拶(連絡事項・他)、送り開始
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費用について

施設を利用する時にかかる費用は、介護度や介護保険料により変わってきます。 介護保険料については、厚生労働省により詳しく説明されておりますので、そちらをご覧ください。

>>厚生労働省 介護・高齢者福祉